オオヨド急運株式会社は、昭和27年12月に設立しました。創業者は森 兼十 (もり かねじゅう)。

 

森 兼十は愛知県の農家の九男坊として出生。成人後は大阪のトヨタ自動車工業に勤務し、

大陸から送られてくるトラックの修理に従事していましたが、昭和25年のトヨタの経営危機の時、

人員整理に応じて退社し、大阪市大淀区(現 北区)で、トラックを使った運輸業を始めます。

 

昭和28年からはダイハツ工業株式会社池田工場への納品代行便を開始。 当時の主なお得意様

としては、日本電装株式会社(現 株式会社デンソー)様、 三国工業株式会社(現 ㈱ミクニ)様、

東洋ラジエーター株式会社(現 株式会社ティラド)様 などがありました。

池田工場への納品代行便は昭和42年にダイハツ工業がトヨタ自動車工業と業務提携をするまで

続けられました。